階層社会ベトナム
ベトナムは社会主義国といいながら、完全に階層に分かれているという印象を受けます。だいたいは教育の程度に反映されるのか、教育が階層を作っているのか、教育が一つの目安という気がしています。
連れ合いが日本にいるベトナム人と話していても、相手の教育程度でだいたい話題の及ぶ範囲が決まっているよう。日本は最近格差が広がっているといっても、程度からするとベトナムより全然少ない。
かつてはベトナムも貧しさを分かち合う社会主義と言われ、貧富の差は小さいと言われていたけれど、それはあくまで経済的な面のみだったような気がします。お金がなく、ものがなく、ごく一部の党特権階層を除けば、みんな貧しかった。
今では、才覚のあるものは金を儲け、欲しいものをいくらでも買い、土地転がしなようなことをやって、ますます金を儲けていく。子供は外国に留学させ、より多くの機会を得ることができる。
バブルに踊ったハノイ近郊の農民の話にはこんなものが
http://www.hotnam.com/news/050301122205.html
留学したベトナム人の夢として聞いた話にはこんなものが
http://jyan-ken-poi.jugem.jp/?eid=35
市場経済化してみんな豊かになってきているけど、社会格差はどんどん開く一方のベトナム。この先どうなっていくことやら。
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