テト滞在記2 -初詣-
連れ合いの兄弟姉妹の家族たちと食事をして、したたかに酔い、わけの分からないまま過ぎた元旦があけ、翌日は朝のんびりすごした後、友人の在日ベトナム人が遊びに来るので、空港に迎えに行く。のんびり過ごすといえば聞こえはいいが、足がなく、実質上自宅軟禁状態。都会ならば、歩いて回っても楽しみがあるが、田舎では行くところもなく見世物状態なので仕方ない。
空港に向かう車の中で連れ合いが電話を受ける。すでに空港に着いて、ロビーで待っているとのこと。あれだけ、のんびりしていればねえ。
友人は75年以前に日本に留学し南ベトナム政府崩壊とともに国籍を失って、そのまま無国籍で通している。でも、特に今は帰省にも何の障害もないそう。
周りを見回すと、皆一生懸命にお祈りしている。これも信心深いというのか、ひたすら自分のことと家族の幸福を祈っているだけなのだが。
廟は二つに分かれていて、本山のような大きな方はもっと混んでいて、義姉にすべてを任せて、他の者は外で待つ。何やかやで、二つのお廟に参るだけで結構な時間を費やし、今日はほとんどこれで終わり。
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