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2007年12月27日 (木)

自動車免許

連れ合いが一念発起して、自動車免許の取得に教習所に通い始めました。都市部だと交通機関が発達しているのでなくても不自由ないのですが、田舎だとやはりないと不便です。
懸念は、どれだけ費用・期間がかかるか。技能教習はどうにかなると思っているのですが、学科の方が日本語の問題で結構引っかかりそうだと最初から思っています。なんと言っても、法律関係の日本語の分かりにくいこと。日常生活で問題ない外国人でも、戸惑うこと間違いなしです。
しかし、さすがベトナム人、こちらが思ってもみない対策を講じてきたのです。どうやって元が入手されたのか分からないのですが、知り合いから仮免許と本免許の問題というのをもらい、それを丸ごと覚えるという作戦です。このあたり、経過はどうでも良く、結果さえ得られれば良いという昨今のベトナム社会の風潮を反映しているような気がします。資格証明書を町で売っていたり、面接で提出された資格を信じたら、入社後全然知識がなく、役に立たなかったという日系企業の経験も耳にしますね。
ところが、先日の仮免許試験では、入手した問題とは全く違う問題が出されたようで、連れ合いの作戦は見事に失敗に終わりました。教習所で指定されたパソコンでの問題演習をほとんどやらなかった報いですね。このあたりも、ベトナム人らしいと言うと・・・、ちょっと失礼ですね。連れ合いの浅はかさということで。今は必死に問題をやり直しています。

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2007年12月25日 (火)

恒例の喧嘩2

強く突っぱねてあきらめたかと思うと、数日後にはまた話しを蒸し返すということの繰り返しで、ほとほと困っています。ベトナムは経済成長が目覚ましいし、特にハノイやホーチミン市のような大都市圏では有効利用できる土地がそう余っていないので、良い投資になると言えばその通りなのですが、気軽に投資しようよと言える額でもありません。WTO加盟して、市場をどんどん開く方向であるので、そのリスクは低くなっているとはいえ、ベトナム政府がいつ気を変えて規制に動くか分かったものでもないし、と悩みは大きいのです。
そうこうしているうちに、連れ合いが今度はむこうでお金を借りて土地を買うのはどうだと言い出しました。確かに、ベトナムでは親族や知り合いからお金を借りて投資するというのもよくあるけど、まさか国外からそれをしようと言い出すとは思いもしませんでした。
見たこともない土地のために借金してまでなんて・・・。ちょっと感覚の違いに、今更ながら驚かされています。

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反中国デモ2

相変わらず連れ合いは怒っています。中国はもちろん、その中国に一切抗議をしないベトナム政府にも(実際には声明は出しているようですが)。
ネットでは、ベトナム政府の弱腰に対する非難が世界の越僑から巻き起こっているよう。
スプラトリー諸島への領有権主張については、その位置関係から、中国のかなりのごり押しとしか見えないのですが、このあたり平気にやっていますね・・・。

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2007年12月24日 (月)

クリスマスマーケット

先日、ドイツに行ってきました。この時期は、やはりクリスマスを控え、街がクリスマスムードに完全に染まっていました。全然知らなかったのですが、クリスマスマーケットというのが各町で開かれ、人々はそこでホットワインを飲み、買い物に高じます。私が訪れたのは、南ドイツの地方都市でしたが、教会の前の広場がマーケットに変わっていて、びっくりしました。

Christmas_market1

マーケットはだいたい、12月に入ってから開かれるのが普通らしいのですが、町によっては少し早めに11月の最後の週から始まっているところもあるそうで、私が泊まっていたところは11/27からやっていました。ほっとワインはワインに砂糖と何かのリキュールを入れて、体が温まるようにしたもので、カップの保証金として2ユーロほどとられますが、返却して保証金を取り戻すのもよし、記念に持ち帰るのもよしということで、私はあちこちのカップを持ち帰ってしまいました。


Christmas_market2

マーケットによっては、キリスト生誕の状況を人形を使って表していたり、そこには本物の羊を放していたりと、見て歩くだけでも楽しいものでした。また、少年達の聖歌隊?がクリスマスの歌を歌っていたりして、思わず、足を止めてしまいます。マーケットの価格は普通のお店よりも高めに設定されているとのことですが、やっぱりクリスマスマーケットで買うのが楽しいから、みんなつい散財してしまうんだよと、日頃は締まり屋のドイツ人も財布の紐を緩めてしまうようです。


Christmas_market3


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2007年12月16日 (日)

反中国デモ

連れ合いがちょっと興奮気味に中国はやっぱり悪い国だとまくしたてる。いったい何事かと思ったら、南沙諸島に行政区を作ったらしく、実行支配をどんどん進めていることに対して、ベトナム世論やネットで反発が大きくなっているのだった。そんな反発なんか気にする国ではないので、かまわず既成事実化を進めるだろうけど、周辺諸国のほとんどと係争を持つような事態は、ちょっと傲岸さを感じる。
そのまま収まるはずもないなと思っていると朝日新聞のページに今日、ハノイとホーチミン市で中国大使館、領事館前でデモ行進があったとの記事が出ていた。一党独裁のベトナムで自由にデモ行進ができる訳もなく、ベトナム政府の容認があったはずですが、中国が抗議しないはずもなく、中国の抗議とベトナム国内の反発を量りにかけて、ガス抜きをした方が良いと判断したんでしょうね。

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2007年12月15日 (土)

恒例の喧嘩

冬のボーナスシーズンの到来とともに、半年に一度の恒例の喧嘩が始まってしまいました。
お金を何に使うかなんですけどね。予想通り、ベトナムに土地を買おうと言い始めて・・・。毎回、同じことの繰り返しなんですが、結構とんでもない額になるし、お金のやり取りの難しさやいざという時の自由度、為替交換による目減りなどなど、いろんな要素があって、積極的になれないのですが、親戚がみんなと地取引に手を染めてお金を儲けているのに対し、焦りがあるようで、今回もかなり強硬です。みんながやっているブームに流されるのは、日本人でも同様ですが、ベトナム人も結構弱いようで、昔からもうけ話に群がったベトナム人の話しはよく聞きます。
余裕があれば、笑って許せるのでしょうが、そんな余裕もないし、しばらく、険悪な雰囲気が続きそうです。

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2007年12月13日 (木)

ベトナム人妻は凶暴?

ベトナム人との国際結婚カップルが集まる機会があって、パーティで飲み食いして打ち解けてくると、同じ境遇の身、かなり具体的にお互いの生活が見えてくることがあり、やっぱり同じように苦労しているのねと思うことが多々あります。しかし、傍目に見て思わず笑ってしまうことも。
ベトナム人妻と結婚した男性が家庭内のエピソードを話してくれたのですが、
ある日、仕事から帰ると妻が酔っぱらっていきなり殴る蹴るの暴行を受け、なんでこんな目に遭わなければならないのかとよけながら考えていると投げつけられたのが、昔の彼女のパスポート。どうも、自分のパスポートと見比べて、同じ時期に同じ国を一緒に旅行していたのがばれてしまったよう。
昔の彼女のパスポートを持っていること自体甘いような気がするのですが・・・。
このエピソードに対し、ベトナム人妻って凶暴だよねという声があちこちで沸き上がりました。ある人は、自分は妻を殴ったことはないけど殴られたことはあるとか、皆が口々に経験を話しだし、ベトナム人妻を持つ苦労でその場が盛り上がってしまったのでした。
そうは言ってもベトナム人妻は日頃は優しいし、家事はきっちりするし、義親へも今の日本人よりもずっとつくすとフォローは入れていました。

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2007年12月10日 (月)

台湾にて

久しぶりに台湾に行ってきました。
車窓から見る台湾の街では、少し思い込みもあるのですが、またベトナム料理のお店が増えているようでした。あれだけ散々トラブルに遭う人間もいながら、以前にも書いた理由によるのか、越南新娘は減っていないようです。
空港の到着ロビーで労働力輸出と思われる一団を見るのも台湾に行った時に必ず見る光景です。今回は中国系の若い男女の集団でした。中国本土からの招聘にはさすがに制限があるでしょうから、マレーシアなどの東南アジア諸国からの来台でしょうか?台湾経済にとっては、海外労働力の活用は欠かせない要件となっていると思われます。
現地でアテンドしてくれた青年は、姉がサイゴンでビジネスをしているということで数年前には本人もサイゴンに半年ほど滞在し、ビジネスをしようかとしていたとのことでした。彼のお姉さんはドイモイによって、海外企業に門戸が開かれようとした80年代末から90年代始めに、結婚直後に主人とサイゴンに渡ったそうで、台湾人のバイタリティーを感じさせるエピソードでした。サイゴンの中華街には台湾も含め、東南アジアのあちこちから、そうやって流入しているようです。

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