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2008年1月23日 (水)

器用貧乏

前にも書いたことがあるかもしれませんが、私のベトナム人の印象には、器用貧乏というのがあります。都会的でスマートであることが格好よいというのが、おそらくベトナム人の価値観かなと思っているのですが、反面、愚直であることからは遠い。それが、頭は良い、要領は良い、のだけれど、全体的には実が出ていなことにつながっているのではないかと、勝手に思っています。
今は日本の方が調子が良くないですが、日本の経済を支えてきた製造業では、愚直であることも求められてきました。それを考えると、ベトナムのこれからに、まだまだ日本から貢献できることもあるような気がしています。

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ベトナム人との結婚7

ベトナム人との国際結婚カップルと話していて気になること。最近のベトナム人妻は、日本への興味があまりないこと。インターネットがこれだけ普通に使えて、ベトナムの新聞もネットで読むことができ、SkypeやYahooでネットでのテレビ電話もただでできるようになって、ベトナム人だけで世界を閉じてしまえるのが大きいと思います。
10数年前に来た方は、本当に真剣に日本語を勉強し、テレビも日本語でしか見られなかった(英語の二重音声もまだ)ので、日本語で見て、自然に覚えたというところもあるかもしれません。おかげで日本のニュースから遅れることもなかったのです。
それと比較すると、ベトナム人が増えたためもあり、家族以外はほとんどベトナムの友達とだけ話すというのも可能なので、本当に日本のニュースを知らなかったりします。これって、結構災害があったときには怖いです。

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2008年1月14日 (月)

ベトナム人との結婚6

年越しパーティでベトナム人との結婚について、再度考えさせられました。今回、超少数派として、ベトナム人ばかりの中にいたので、彼らの自然な姿を見ていたと思うのですが、考え方もコミュニケーションの仕方も、価値観もやっぱり違っているなあと思うことが多々ありました。今、ここでうまく整理してお伝えできないので、考えがまとまったらまた書いてみたいと思います。ただ、現代の日本人よりもずっと人間的に密なコミュニケーションをしているような気はしました。
彼らの多くは結婚していて、家族を連れてきている人間もいれば、家族をベトナムにおいている人間もいる。けれど、家族のつながりとしてはしっかり持てているなと感じたのは事実です。お互いに助け合い、楽しんでいるのも。
連れ合いと話していると、彼ら自身、ベトナムから離れ、利害関係のないところに住み、日本で勉強しているという共通点があるから、楽しくつきあえていると思うよと説明してくれました。多分、ベトナムにいたら、そうもいかないのでしょう。
パーティが始まる前に一人でぼーっとしていると、私が昔ベトナム語の勉強をしているのを知って、一人の女性が連れ合いのことをベトナム語で紹介してくださいと言ってきました。久しぶりにベトナム語で四苦八苦して、どうやって出会ったか、どういう人間だと思っていたかを話しました。ちゃんと伝わっているよ、これからも頑張ってねとお世辞半分とは思いますが、言われたのは嬉しかった。こういう風に励ますのも上手ですね。


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2008年1月13日 (日)

ベトナム株へ?

連れ合いの兄弟が土地を買うというのでお金を貸していたのですが、苦しい時期を脱したようでお金を返してくれるという話しになったようです。一時期は、土地を買ったものの値上がりせずに当てが外れ、一方では借りた金の利息が結構な額になって大変だったようですが。
で、依然だったらお金が返ってくるのだったら、そのお金で自分も土地を買おうとか言い出していたはずなのですが、値上がりしすぎて良い土地は買えないようで、であればということで、株でも買おうとなったらしい。相変わらず、計画性というか、事前調査の足りない状態ですが、戻ることをあまり当てにしていないお金だったので、好きにさせてあげようかと。本来の価値(それがどれくらいかも分かりませんが)よりもずいぶんと高くなっているような気はするのですが。
一方、土地についても完全にあきらめた訳ではなく、相続できる土地に少し足してとか、なんか考えているようです。

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2008年1月 3日 (木)

嘔吐下痢症

上の子が嘔吐下痢症になったようです。元旦の昼くらいから若干調子が悪そうだったのですが、年越しパーティで遅くまで起きていたので疲れたのかなと、最初はそれほど気にしていませんでした。私の実家に年賀に行って、夕方頃に一回吐いたのですが、夜に自宅に戻ったあと元気になっていたので、そのまま放っていると、翌朝から食べ物を食べて2時間経ってくらいとか、そのうち食べた後すぐに戻してとなり、慌てて、夜間救急の診療所に連れて行くはめになりました。正月二日の診療所は、小さな子を連れたお母さんたちでいっぱい。今、住んでいるところは、小児科が開いていない、午後7時以降朝までと休日、市の救急医療センターで見てもらえるので安心です。
診断は、急性胃腸炎(嘔吐下痢症)。冬の時期は、ノロウィルスとかロタウィルス起因で起こる事が多いようです。吐き気を抑える薬と熱が出ていたので、熱冷ましをもらって帰ってきました。吐瀉物や便にウィルスが含まれるようなので、下の子にうつらないよう注意しなければなりません。
一応、ネットで調べてみると、とにかく最初は嘔吐が止まらないようで、それが収まってくると下痢が続く事が多いようです。まずは、吐かせないように水も含めて何も与えないようにというページもありましたが、見ていただいたお医者さんからは、薬をいただいたせいか、最初はリンゴのすりおろしを、それから様子を見ておかゆを与えるようにとの事でした。ただ、皮は消化に良くないので、リンゴにしろ、おかゆに付ける梅干しにしろ、皮を取って与えるようにとの注意を受けました。
一晩明けて、薬のおかげか気分も収まり、熱もだいぶ引いています。でも、きょう1日はお家で安静ですね。

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ベトナム人は勉強好き?

ベトナム人留学生達と話して感じるのは、彼らの勉強意欲とともに日本人とは違った価値観。
今付き合いのある彼らの多くは、政府機関や大学に籍を置き、博士号の取得など勉強のために留学してきているのですが、その履歴を聞くと、日本に来る以前に別の国に留学しているとか、あるいは以前にも日本で勉強しているという例が非常に多いのです。場合によっては、過去に主流だったロシア/東欧留学に始まり、西欧やアメリカ、オーストラリアなどを経て日本に来ているため、三十代半ばで10年以上を勉学に費やしている人も。ちょっとそれはやり過ぎでしょ?って感じるのですが。

日本人だとどちらかと実務重視で、大学を卒業しても大学の勉強など役に立たないとばかり、企業での研修、実務で仕事を叩き込まれることが多いような気がするので、とても対照的に感じます。逆にこの点が、今や日本の特異点なのかもしれませんね。新聞で、日本の高級官僚の学歴の低さが取り上げられるくらいですから。確かに、日本では国家公務員試験を大学時代に受けて官僚になる人がほとんどですので、博士号を持っている人はほとんどいないですし。技術系の会社員でも修士がほとんどで博士号をとって会社に入る人はあんまりいません。このあたりは、博士号に対する考え方が、日本と外国で違うようで、日本では専門性の証し、海外では基本的な研究姿勢を身につけたものととらえられているよう。だから、海外では博士課程でやっていたことと全然違うことをすることに抵抗ないのに、日本ではやってきたことへのこだわりがあって、なかなか分野を変えない。このあたりが、ポストの少なさと相まって、高学歴ワーキングプアにつながっているような気がします。

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2008年1月 2日 (水)

日本人は英語が苦手

年越しパーティでベトナム人留学生達と話していたところ、話題になったのがこれ。その場には、韓国に留学した後、日本に留学してきたというベトナム人留学生が結構いて、比較として話していました。
韓国人は誰でも英語をかじっている人間は、英語をどんどん話したがるのに、日本人は博士課程とかに在籍していて英語ができても、できるだけ英語を話したくないというのが見えるのだそうです。
確かに、私の経験でも韓国人は積極的に英語を話してきますし、韓国人同士で英語を話すのにも衒いがありません。一方、日本人となると、苦手意識が前面に出てくるのか、受験英語が、文法、読み書きに重点を置いているためか、本当に話そうという人は少ないのは認めざるを得ないところです。
留学生達には、一般的な話しとして、まず日本人はシャイだからというと納得していました。

これから先、日本の地位がだんだん下がっていくにつれ、どういう分野でも英語を話せることが重要になってくるかもしれません。今までは、世界第二位の経済大国として、また強い製造業を背景として相手が耳を傾けてくれることもありましたが、相対的に重要性が下がってくればそういう訳にもいかなくなるでしょう。また、英語だけできても何の役にも立たないので、それぞれの分野できちんと仕事ができてなおかつ英語というのが当たり前になってくるかもしれません。

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年越しパーティ

今回は、大晦日から元旦にかけて留学生の年越しのパーティに参加しました。午前中からお正月料理の準備、午後二時からはカラオケコンテスト、午後5時過ぎ位から年越しパーティを始め、11時過ぎには近所の神社に初詣に出かけるという手順でした。
バイン・テトを始めとして、お祝い事に欠かせないタケノコのスープやネム、ゼラチン状に固めた肉などお正月料理を堪能しました。日頃は勉学に忙しい留学せい達もこの時とばかり、歌い、踊り(クラブ状態)、楽しんでいました。
中でも面白かったのが、天帝とかまどの神様に扮装しての寸劇。年末にかまどの神様が天に昇り、その家で起きた出来事を報告するという言い伝えにならい、ベトナムで起きた汚職など悪い事件を批判的に上げていくものでした。いろいろな事件があったようで、結構な時間を取っていました。
カラオケでは、いろいろなタイトルをつけて表彰していましたが、賞品は安くて結構量が多く見えるということでせんべい。でも、ベトナム人はせんべいはあまり好きでないようで、帰る時に余ったせんべいを大量にもらってしまいました。
初詣では、熱心にお祈りした後はおみくじを引いて、分からないところ(ほとんど全部?)をこちらに聞いてくるので、うまく説明できず、年初からずいぶんと頭を悩ましてしまいました。残念ながら、皆、あまり良い運勢になっていなかったので、また、別の神社に行った時に、新たにおみくじ引くことでしょう。

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どんな興味でここへ2

せっかくブログを作っているので、どんな人がどんな興味で来ているのか、どんな情報を知りたいのかフィードバックがあると良いなと思っています。書けることであれば書きますし。意外に、そんなことに興味があるのと思わず書いていないだけかもしれません。

どんな興味でこのブログを訪問するか7月に調べた時は下記の二つがダントツでした。

ベトナム人との結婚に関するキーワード 15.4%
ベトナムの不動産に関するキーワード 14.2%

今、ざっと調べてみたところ、やっぱり、結婚/恋愛と不動産に関する検索が一番多いようです。不動産に関しては、あまり乗り気でないので、愚痴に絡んでこれからも出てくると思います。
結婚に関しても、やっぱり愚痴でしょうね(笑)。

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2008年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

このブログを読んでくださる方々、明けましておめでとうございます。
あまり記事をアップできていないのですが、ベトナム人とのカップルのページというのは、まだまだ貴重なようですので、焦らず、あきらめず、のんびりと発信を続けていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。

大晦日から元旦にかけては、ベトナム関係のパーティに参加していましたので、それについてはまた後日。

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