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2008年2月17日 (日)

ドレスデン

先日、ドレスデンに行ってきました。旧東ドイツ地域は初めてだったので、どんな感じなのか興味津々でしたが、統一後17年も経ち、旧東ドイツだからという感じは、特にしませんでした。
ドレスデンの街は、旧市街と新市街に分かれていますが、その境にはエルベ川が流れています。

Dresden3

ドレスデンの街は第二次大戦末期にアメリカ軍の大空襲をうけ、街は完全に破壊されてしまいました。街のシンボルでもあった聖母教会は戦争の悲惨さ(アメリカ軍の酷さ?)を忘れないためにずっと瓦礫のままに捨て置かれていたそうですが、統一後再建され、現在は元の形に戻っています。その再建というのが、瓦礫の中から壁の様々な部分を探し出し、どうしても見つからないものだけ、新たに作るということで世界最大のパズルと呼ばれていたそう。今、外観は古い部分の黒と新たに作った明るい色でまだら模様でした。
破壊し尽くされたドレスデンの中でも奇跡的に残っていたというのが王者の壁。歴代のザクセン候を壁画に描いたものだそうです。


Dresden2

街の中心にはツヴィンガー宮殿というザクセン候の宮殿があり、今は美術館として使われています。ルネッサンスあたりの絵画がたくさんあるというのは、その当時の富の蓄積を物語っていて、その頃の絵を日本で見ることができない日本人としてはうらやましい限りです。

Dresden1


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