留学生の就職活動
最近、留学生も日本で就職する事例が増えているようで、日本の国際化も遅々としてではあるけれど進んでいるのかなと思わないでもないですね。たいていは、ベトナムで事業をする時の要員やベトナムとの取引に絡んで採用されているようです。日本の企業も、内向きでは利益が上がらない時代になったようで、利益を稼ぐため海外での事業を拡大する企業がとても多くなっているようです。
就職先を聞くと、商社などはごく普通に感じるのですが、建設会社や電力会社となると本当に地場の産業と思っていたところなので、結構驚きました。でも、新聞記事を読んでも、こういう会社が海外で会社を買収したり、確かに海外事業に積極的になっているのは、読みとれる時代になっているようです。
少子化が進んでいる日本では、やはり学生の質がどんどん落ちて来ているようで、これまでのように日本人の大卒、それも男子学生に偏った採用では、とても時代に伍していけなくなっているのだと思います。ダイバーシティは、企業の方にも必要性が出て来ていると思わざるを得ない。
今回のベトナム帰省でも、華人のたくましさ、したたかさや韓国人の行動力を強く意識せざるを得なかったのですが、果たして日本人は彼らに伍していけるのか?とても不安になりました。
情報管理の問題はあるにせよ、今は日本人でも転職がごく普通に行われる時代、留学生がいなければ研究室も成り立たない工学部の現状を考えても、留学生の力をもっと有効に活用していくしかないのだと思う毎日でした。
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