べトナム人の性意識3
連れ合いとべトナムの社会・風俗について話していたときのこと。べトナムの若者の性行動の話しになりました。以前から、若者の間ではセックスが気軽なものになっているとは聞いていたのですが、学校のトイレで使用済みのコンドームが散乱しているという話を聞くに至って絶句してしまいました。
以前は、恋人に振られて睡眠薬を飲んで自殺を図ったとか、忙しい恋人となかなか会えないのを苦にして同様に恋人の部屋で睡眠薬自殺を試みるとか、非常に情緒的な話しが多かったのですが、いきなり低年齢層でのセックスというのはギャップがありすぎます。この10年の変動の大きさを物語っているようです。
市場経済が進んで、親が忙しくなり、子供に以前ほど親の監視が行き渡らなくなったというのが、まずは一番要因としては大きいようですが、環境としても、そうした情報が手に入りやすくなったというのが大きいようです。ビデオも簡単に手に入るし、ネットでもすぐに行き着く。手に入った情報は、友達同士ですぐに共有され、結果として、みんなが過剰な性情報に曝されるということになっているようです。おかげで、これまでであれば良い子でいられたような子まで、悪影響を受けてしまうような惨状。聞いた話で、最も悲惨なケースは、学校の成績も優秀で素直な子が、学校の先生の言いつけで、成績の悪い子の勉強の手伝いに行ったところ、その子からポルノを見せられて、そのうち売春宿へも連れて行かれ、初体験でHIVにかかってしまったというもの。
また、社会ニュースが盛んに出されるように伴って明らかになってきたのが、子供に対する性虐待。近所のおじいさんにお菓子屋お金をもらって手なずけられた後に性虐待の犠牲になるようなケースが多数明るみに出ているようです。
経済発展の陰で、いったいモラルはどうなってしまったのだと思わせられる話しでした。
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