2009年9月 9日 (水)

ユーモアの感覚2

ベトナム人と日本人のユーモア感覚の違いを感じるのは、性的な題材を取り扱ったジョーク。
ある日のこと、健康推進活動で万歩計を買ったことをネタに、

A:じゃあ、万歩計、夜も付けておいた方がいいんじゃない?
B:うんうん、どれだけ動いているかよく分かるよ。
C:でも、素肌には万歩計付けられないよね?
D:紐を腰に巻いて付けておいたら?

という会話が、男女を交えた中で行われたとのこと。かなりあけすけな会話ですよね?
連れ合いに、ちょっとヤバくない?と聞いても、平気平気、こんなの普通だよだって。
日本でも下ねたで盛り上がることもあるけれど、人によるし、男女間でそれほどオープンにしないと思うけど。世代によって違うから、何とも言えないけど、ちょっと私にはついていけないのでした。
前にも同じようなことを書いたような気がするけど、日本人よりもベトナム人の方が性的にオープンな感じはします。


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2009年7月31日 (金)

ベトナム人の名前

ベトナム人の名前が、姓+名前の構造で、多くの人が名前にミドルネームをもっていることはよく知られていますが、ミドルネームの付け方が最近は少し変わっているようです。
元々は、男系親族集団ゾン・ホを識別するためにつけられており、今でも田舎の方では、そうつけられることが多いようです。たとえば、先祖のある時点で、何らかの事情で兄弟が別の親族集団を形成するようになった時、その兄弟がVanさんとDInhさんだったら、Pham Van NamさんとPham Dinh Namさんは、別の父系集団に所属しているということが分かったのです。
今は、これを古くさいと感じ、母親側の姓をミドルネームとしてつける例がかなり増えているようです。名前自体が2語で意味あるように付けられる場合も多いので、フルネームだと4語になったりします。
また、女性の場合、氏族を示すThiが昔はよく使われていたのですが、これも今は古くさいとして、若い人では使われなくなっているようですね。

昔のよくあるパターン:Nguyen Thi Hong Thu (Nguyen氏の紅秋さん)
新しいパターン:Pham Le Hai Yen (PhamさんとLeさんのところの海燕さん)


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2009年6月 5日 (金)

ユーモアの感覚

ベトナム人の知人と日本とベトナムの文化の違いを話していたのですが、やっぱりユーモアの感覚の違いは大きいだろうということになりました。
日本語も堪能なこの方は日本のテレビなどで面白さは理解できるけれど、笑えないと言っていました。
一方、ベトナム人のジョークについては、本当は笑えないようなことが多いとも言っているのです。これを聞いて、何となく分かったような気がするのは、ベトナム人のジョークは結構事実を突く、きつめのものが多いと感じていたから。年末に行うその年の事件を振り返る寸劇でもそうした傾向があり、風刺を効かせたものを好むのかなと思っていたので。
言葉がついて行っていないので、的外れなことを言っているかもしれません。今後もちょっと観察を続けたいところです。


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2009年3月30日 (月)

親しき仲には礼儀なし(2)

以前にも書きましたが、韓国やベトナムでは『親しき仲には礼儀なし』が普通。とは分かっているのですが、なかなか自分はそのように振る舞えないのが現実。
一方、ベトナム人の方はそれが自然なので、遊びに来るとごく当たり前にくつろいでいます。この前は、子連れで遊びにきて、いつの間にか遊び疲れて親子共々ソファーでぐっすり。そういうものと分かっていても、あれ?寝てる!と思ってしまう自分がいます。

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2008年9月 3日 (水)

百日法要

ちょうどお盆の時期に百日法要の日があるので、義父が亡くなってから、夏には帰るからと約束していたので、このお盆にはベトナムに行ってきました。
空港に車で迎えに来てもらって、そのまま行ったのはバクニンにあるお寺。関係が分からなかったので、なんでこのお寺なの?と聞くと、とても有名で法要の功徳のあるお寺だからだという、よく分からない説明。

Chua_bac_ninh

中に入ると、鐘や太鼓の賑やかな音とともに、衣装をまとったお坊さんが、踊るように回っている。その周りには、どこかの家族が取り囲み、指示されるとお坊さんの後について、仏像の前をぐるぐる順番に拝している。
えーっと、百日法要じゃなかったんだっけ?と思っていると、房の方で義姉達がお供えの用意を始める。


Chua_bac_ninh2

よく分からないまま、付いていき、別の家族が祈っている傍で祈り、別の仏像のところで祈り、そこの家族がまだ祈りを捧げているのを傍目に、引き上げたのでした。
帰りの車の中で聞くと、その寺は、亡くなった人の供養をするのにとても功徳のあるお寺で、祈りを上げていた家族は二十代で若くしてなくなった男の人の法要をしていたとのこと。お義父さんは70を過ぎていたので、ごく簡単で良いけれど、二十代で亡くなった人は、この世に未練がたくさんあるだろうから、家族,親戚が家族のものを一緒に黄泉の世界に連れて行ったりしないよう恐れて、盛大に供養を上げていたのだそう。確かに、お供えも、家や車をかたどった紙の供えや何や、かなり大掛かりでした。

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2008年6月 6日 (金)

義父が亡くなりました

もうちょっと前になるのですが、義父が亡くなりました。
遠く離れていると何か実感が薄く、もう、べトナムに帰っても義父はいないのだというのが、頭の中では分かっていても気持ちとしては何か納得できなくて。
義父に会った数は、本当に数えられるくらいなのですが、もういないという事実を受け入れられるのはいつになるのか。
こういう時に国際結婚というのは、やはり大変で、連れ合いは休みの朝に電話で知らせを受けて、どうにかその日の飛行機を無理矢理確保して帰国しましたが、私は結局子供達とお留守番するしかなく、それもあって、実感が得られないのかもしれません。休みで飛行機が満席なのは見えている日にも関わらず、どうにか連れ合いだけでも帰れたのは奇跡的ではあるのですが。葬儀には無事に間に合うことができましたし。
本を読んでいると、南部では亡くなってから葬儀を行うまでの時間をできるだけ長く取るのが子供の孝行度の現れになるとあるのですが、連れ合いに聞くと北部ではそんなことはなく、遺体が痛むのを避けるため、なるべく葬儀は早く執り行うのだそうです。


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2007年9月24日 (月)

星空の下で

前述の留学生大会が終わって翌週、何人かの留学生が遊びにきたいということで、家でパーティをしました。海に近いし、今年は暑かったので、普段だったらもう泳ぐ時期ではなかったのですが、泳いだり、舟遊びをしたり、みんなで楽しみました。
夕食は人数が10人くらいいたので、お手軽にバーベキュー。一通り飲み食いしたので、そろそろ家に入って飲み直そうかと言ったところ、一人の女性が芝生の上に座って話しをしましょうと発案したので、皆お酒を片手に車座になって、星空の下、ひとしきり話しに花を咲かせることになりました。連れ合いにいわせると、ベトナムの若者(ひょっとしたらちょっと前の世代かもしれないけど)の習慣で、旅行をしたり、キャンプに行った時には、屋外で語らうのが常のことだと。これがベトナムでだったら、誰かがギターを持ち出して、歌を歌うのもよくあることだと言っていました。みんな青春時代を想いだしているんじゃない。ロマンチックでしょ、とのことでした。

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2007年2月25日 (日)

暦の決め方

ベトナムの旧暦の元旦を間違えた件ですが、正確には閏月の処理ではないようです。旧暦は、新月と中気を決めることによって決まるのですが、

『各々の国の標準時に基づいて「朔・中気」を決めているために、 時差の影響で元旦が異なることが起る』

なのだそうです。
中気とは季節を決める事象で、それぞれが各月に対応するのだそう。
雨水、春分、穀雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪、冬至、大寒

http://www.biwa.ne.jp/~toda-m/calendar/kyureki.html

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2007年1月 8日 (月)

ベトナム人の宗教心2

元旦の日、お屠蘇をいただこうと用意していたところ、連れ合いがお盆の上にお供え物を用意し始めました。やっぱり、まずはお家の神様にでしょうということで、しばし、お屠蘇をいただくのは中断。さて、そろそろかなと思って下げようとしたら箸が添えられていなかった。それでは神様が食べられないということで、お箸を添えてやり直し。
Img_1380

お供えにもいろいろと作法があるので、大変です。
ちなみに、いつ下げてよいかですが、線香に火がついている間はだめということでした。

Img_1390


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2006年10月23日 (月)

ベトナム人の宗教心1

昨夜、連れ合いがお供え物を用意しているので、何の日?と聞くと、月初め(陰暦)なので家の神様にお祈りをするのだと言う。
Vn_prey_3
梨に線香を挿し、花を飾って作ったお供え物。

日常生活の様々な場面で、こうした祈りが顔を出します。日本の神社は比較的分かりやすいようで、地元の神様、商売の神様、いろいろな神様にごく自然に祈りを捧げていますね。もちろん願うのは、自分や家族の健康、蓄財など、とても現実的なこと。ベトナムのDenにお祈りを捧げているのと全く変わりはない。願い事が叶うと、きちんとお礼にお参りし、その上、願いがいや増すようにまたお祈りを捧げるのでした。


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