ジパング再来
完全にヤバい!韓国経済が結構面白かったので、本屋で目についた三橋貴明の別の本を読んでみることにしました。それが、『ジパング再来』。今回の経済危機で、日本が最も恵まれたポジションに位置し、その状況を活用すれば、経済成長は十分にできるという趣旨でした。
確かにうなずけるところが多いのですが、
・新興国などの破綻は、海外債務が多く、為替が暴落することにより債券額が膨らむため
・日本は純債権国であり、上記の破綻はありえない
・公的債務の絶対額が減少している国はない
・日本の問題は公的債務の対GDP比が増えていること
・従い、日本の課題は経済成長をさせて名目GDPを増やすこと
あたりはなるほどと思いました。
また、ヨーロッパの証券化商品の購入額はアメリカの5、6倍に上っており、これからその影響が表れる可能性があるというのも、ぞっとするところです。
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