ベトナムに世界最大のスマホ工場
少し前になりますが、韓国のサムスン電子が世界最大のスマホ工場をベトナム北部バクニン省で操業中との記事が出ていました。世界で販売されている20%に当たる量を今年は製造予定とのことで、この工場に部品を供給するメーカーの集積も始まり、一大工業クラスターを形成しつつあるようです。
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少し前になりますが、韓国のサムスン電子が世界最大のスマホ工場をベトナム北部バクニン省で操業中との記事が出ていました。世界で販売されている20%に当たる量を今年は製造予定とのことで、この工場に部品を供給するメーカーの集積も始まり、一大工業クラスターを形成しつつあるようです。
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土地を買ったと言われ、ベトナムにも借金を背負った身となって早3年。連れ合いがおじさんにした借金は、昨年末に日本からだいぶもちこみ、残りをお義母さんや兄弟に借り換えることで、払込済となりました。親兄弟にする借金は、借金という感覚ではないようで、随分と気が楽になったようです。おかげさまで、こちらもベトナムでの借金証書というものの現物を見ることができ面白かったのですが、金を受け取ったというところにわざわざ私の名前まで、それも綴りを間違えて・・・。いったい、この証書は法的に意味があるのだろうかと思わせるのが、またベトナムらしいところです。
しかし、今はベトナムの経済が落ち込み、土地もかなり価格が下がっているようで、日本円で考えた時にはかなり含み損を抱えているような・・・。未だに日本円に換算して損得を勘定する習慣のない連れ合いは全く気にしていないようですが。
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日本に来ているベトナム人にもいろいろな方がいるのですが、留学生は時間の使い方にも制限があるし、海外に出るのにも相当にお金がかかるので、純粋(もちろん帰国しての就職・地位に有利なことを期待して)に勉強のために来ているのだろうと漠然と思っていました。
先日、留学期間が終わって帰国するベトナム人と話す機会があって、必ずしもそういう訳でもない事例もあるような話を聞き、ちょっと驚いてしまったので、そのことを少し。
今現在の日本の外国人留学生を迎え入れる体制は、一時期と比較しかなり優遇されていて、博士課程やポスドクで来るレベルの高い留学生には生活を心配しなくて済むよう毎月かなりの額(30万円程度)が支給されています。ベトナム人から見るとこの額の給料というのは、外資系企業でもそう簡単にもらえるレベルではないため、勉強して学位を取るよりも、このお金を目当てに留学している人もいるとのこと。もちろん、応募して認可されるだけの頭がないとだめなのですが、それだけの頭をもっている人にはおいしい話しのようです。
言われてみれば、学位を取って帰国したあとに、再度ポスドクで来ている人も割合見かけるように思っていて、ずいぶん勉強熱心だなと感心していたのですが、そういう裏もあり得るとは・・・。
元々、ベトナムの社会では学歴が非常に重視されているようで、日本人だと仕事のキャリアを重視するのに対し、ベトナムでは勉強のキャリアが重視されていると思わざるを得ない経歴の人が多々いたり(大学の講師などになっても教えているより、外国で学んでいる期間の方が長い人が散見されるなど)。このあたりは、ベトナム国内の研究環境がまだ遅れているからかなと思っていたのですが。
勉強もして、お金ももらえるというのは、そういう点からは天国のようかも。
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完全にヤバい!韓国経済が結構面白かったので、本屋で目についた三橋貴明の別の本を読んでみることにしました。それが、『ジパング再来』。今回の経済危機で、日本が最も恵まれたポジションに位置し、その状況を活用すれば、経済成長は十分にできるという趣旨でした。
確かにうなずけるところが多いのですが、
・新興国などの破綻は、海外債務が多く、為替が暴落することにより債券額が膨らむため
・日本は純債権国であり、上記の破綻はありえない
・公的債務の絶対額が減少している国はない
・日本の問題は公的債務の対GDP比が増えていること
・従い、日本の課題は経済成長をさせて名目GDPを増やすこと
あたりはなるほどと思いました。
また、ヨーロッパの証券化商品の購入額はアメリカの5、6倍に上っており、これからその影響が表れる可能性があるというのも、ぞっとするところです。
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以前、留学生の就職活動でも書いたように、日本で働くベトナム人が増えています。
かつては、ベトナム戦争後の混乱から留学生がそのまま日本で就職した以外では、大多数は難民として来日し、比較的単純労働やベトナムコミュニティーに対する商売をやっている人が多かったようなイメージでした。
が、今は、日本に留学してそのまま、対ベトナムビジネスの先兵として日本の企業に採用される人が増えていたり、研修生という名目で来日して服飾産業で大量に働いていたり、さまざまです。
最近知り合った人は、ソフトウェアエンジニアとして、ベトナムの会社から日本駐在員として派遣されているとのことで、はやベトナムから海外駐在というのも珍しくなくなっているようでした。
日本のソフトウェアベンダーが中国と同様、ベトナムのソフトウェア会社にサブコントラクター、すなわち下請けとして仕事を外注に出しているようで、その調整役として日本にも派遣しているようでした。
以前だとベトナム航空の駐在員のような特殊事情でなければなさそうな話しですが、経済発展とともにさまざまなビジネスチャンスが巡ってきているようです。
なんか本当に経済のグローバル化が進んでいますね。
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2年前くらいに出た『本当はヤバイ!韓国経済』の続編として出ていました。ちょっと気づかなくて読むのが遅くなりましたが、ネットや韓国では話題になっていたようです。
実際、韓国の経済情勢は、前作からその通りに進んで、倒産する会社も出、それをファンドが買い取る用な事例も多発しています。
今回の内容はちょっとどうかなというところはありますが、結構面白かった。資本の逃走からウォンの暴落、インフレの高進というあたりは事実のような気がします。
外貨準備高を積み上げてきた韓国があっという間に数百億ドル残高を減らし、残った中にはファニーメイの社債など、価値が数分の一になっているものがあり、ウォンの買い支え資金に事欠くとか、そのため、スワップ協定でどうにかつないでいるとか。このあたりはどうだろう?
今は韓国の資本収支が8000億円のプラスになっているというので、この本に書かれているような危機は脱したのかもしれませんが、資本収支の中身を良く見ないと分からない。外国から借りた借金が膨らんだだけかも。まあ、もしそうでも、借りられるだけましに戻ったということなんでしょう。ちょっと前までは、貸し手さえ見つからなくて資本収支がマイナスになっていたようですので。
結論の中長期的には中国の影響下に納まるというのは、おそらくそうだろうと思いました。歴史のほとんどがそうだったしね。
現代自動車や三星電子のようにうまく危機を使って伸びたところ以外は、これからまた、外資の経済奴隷化が進むのでしょうか?
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食後、子供たちも寝かせ付け、2人でくつろいでいると、いきなり連れ合いが土地を買ったよと一言。
え、どこに?
おじさんがもっていた郊外の別荘があったでしょ?そこのいとこの持ち分の半分。1000m2くらいかな。
いとこは?
自宅(海外)でお店を開くので、開業資金の半分を負担してくれたら、権利をくれるって。
???
あそこの土地は、これから開発が始まるので、あちこちから土地を売ってくれって話しがあるんだよ。絶対値上がりするさ。
まあ、上がるだろうけど、ベトナムでお金が手に入っても持ち出すのが大変でしょ?それにどこにそんなお金があるの?
まあ、持ち出しはどうにかなるさ。お金は、お姉さんに貸している分とおじさんに貸している分と海外の口座に貯めている分と合わせて・・・。ちょっと足りないかな。
・・・
そんなお金があったら、今は何かあった時のために手元に置いておきたいのに。
なんでベトナム人はこんなに土地が好きなんだろう?長い目でみたら、上がるとは思うけど。
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100年に一度という割に動きが速すぎて、景気が悪くなっているのか回復してきているのか、本当に分かりませんね。
こちらの受注の戻りは3月頃から始まり、現在も拡大基調。6月くらいで反発もいったん終わると見ていたのですが、今のところ夏くらいまではこのまま行きそうです。中国関係は、携帯の3G化と家電家郷政策で、今のところ過熱気味。ちょっと最終製品が生産過剰気味なので、あるところで在庫調整に入るのではないかと思いますが、よく分からない市場ですので。
一方、住んでいるのは地方都市のため、消費はずいぶんと遅れて今が底か底になる前くらいのようです。例の自動車減税で車が安く買えるかもと思いディーラーに行ったのですが、今年は3〜4月の新車需要期が全然売れなくて、元々売れない6月近辺は悲惨になりそうとのこと。新入学生や新入社員が新車ではなく、中古市場へとシフトしているようですね。
元々地方経済は厳しいのですが、ますます収縮しそうです。
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研修生制度を使った実質的労働力輸出(日本側からすれば労働力輸入)は、以前から話を聞いていたのですが、連れ合いの知人にも通訳をやってくれないかという話しが来て、また興味がわいてきました。
依頼された業務は、
・工場の研修のために100人ほど来日するベトナム人への通訳
・会社の方や警察の方との通訳
・日本でのマナー指導
だそう。
そもそも本当の研修のために100人も来日させないでしょう。講師を派遣すれば済むことなので、明らかに労働力として期待しての事例と見ました。
ここで面白いのは、警察との通訳が入っていること。以前から、不法滞在が問題となっていて、その帽子も義務づけられていることから、警察の講話とか最初のオリエンテーションに入れているんでしょうねえ。
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久しぶりに本屋に行って、思わず買ってしまいました。
ベトナムの人権
多元的民主化の可能性
中野亜里著 福村出版
この本のタイトルを見てふと思ったのは、著者の中野亜里さんはベトナムに行くのをあきらめたんだという想い。多元的民主化を議論することが、今のベトナム政府にとって心地良いとはとても思えなくて。
最初の方しかまだ読めていませんが、政府にとってかなり辛口の内容になっています。人権を扱う限り、そうならざるを得ないと思いますが、ベトナム政府側からするとまた別の言い分もあるだろうとは想像つきますので。
しかし、読み終えるのには、かなりの時間がかかりそう。
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